中島出土骨壺

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資料名
中島出土骨壺(なかしましゅつどこつつぼ )
分類
【指定文化財】愛知県指定文化財 考古資料 (管理番号31052)
所有者
中島文化会
員数
7個
指定年月日
昭和34年10月8日
解説
昭和15年(1940)4月、中島宮境内の拡張埋立ての際、神社西北の畑の土取り中に発見されました。四耳壺(しじこ:美濃須衛産)を中心として、その周囲に三筋壺6個(いずれも常滑産)を配し、7個一団で同時に出土したといいます。壺の内部には灰や骨片が残っていたということから、火葬骨の納骨埋納に用いられたことは明らかです。被葬者は明らかでありませんが、中世中島郡の有力な武士や僧侶階級のものでしょう。県の指定文化財となったのは当初4個でしたが、昭和44年に3個が追加指定されました。
子ども用かいせつ
萩原町(はぎわらちょう)にある中島宮(なかしまぐう)という神社(じんじゃ)のそばの畑(はたけ)から見(み)つかった、死(し)んだ人(ひと)の骨(ほね)をいれる壺(つぼ)です。