- 資料名
- 朱漆角切盤・朱漆入角盤・朱漆擎子 付 銅鋺・銅皿(しゅうるしかどきりばん・しゅうるしいかどばん・しゅうるしけいす つけたりどうえん・どうざら )
- 分類
- 【指定文化財】国指定重要文化財 美術工芸品（工芸品） (管理番号31008)
- 所有者
- 真清田神社
- 員数
- 8枚・12枚・5枚・5口・20枚
- 指定年月日
- 平成元年 6 月12日
- 解説
- 角切盤・入角盤の表は根来塗で、中央にそれぞれ「真清田」と黒漆で記され、裏には本殿改築の遷宮の年（1457）が朱漆で記されているので、その折に新調寄付されたものでしょう。神社では御膳台盤（みけだいばん）と呼ばれています。角切盤の一辺の長さは36.6㎝、厚さ1.8㎝。入角盤のうち5枚は39.7㎝、7枚は35.7㎝で、ともに厚さは1.6㎝。けい子は根来塗で、丁寧な造りがされています。神社では甘杯器（ゆするつき）と呼ばれています。径21.1㎝、高さ3.9㎝。銅鋺、銅皿はともに青銅製で、神前に熟饌（料理した神饌）を入れて供えるときに使用したものと思われます。銅鋺の底には奉納された年（1574）の刻銘があります。銅鋺は径23.2㎝、高さ8.8㎝。銅皿は径12.4㎝、高さ2.7㎝。
- 子ども用かいせつ
- これらの器(うつわ)は、神様(かみさま)にお供(そな)えする料理(りょうり)やのみものをのせるのに使(つか)われた台(だい)だといわれています。
