絹本墨画淡彩文殊図

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資料名
絹本墨画淡彩文殊図(けんぽんぼくがたんさいもんじゅず )
分類
【指定文化財】国指定重要文化財 美術工芸品(絵画) (管理番号31003)
所有者
妙興寺
員数
1 幅
指定年月日
昭和50年 6 月12日
解説
稚児文殊菩薩の半身像で、ななめ左をむき、左手で経文を胸の前に持ち、右手は左手を支えています。宝冠・耳輪・腕輪などに金彩を施し、衣は緑色に、袖口は花文盛り上げになっています。礼拝対象としての文殊像から、観賞的立場に移っていく水墨文殊図の成立過程を示す作品として重要です。空谷明王(くうこくみょうおう)の応永7年(1400)の賛により、室町初期の作品と推定されます。
子ども用かいせつ
知恵(ちえ)の仏様(ほとけさま)である文殊菩薩(もんじゅぼさつ)を、こどもの姿(すがた)でかいた絵(え)です。室町時代(むろまちじだい)のものです。