絹本墨画白衣観音図 良全筆

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資料名
絹本墨画白衣観音図 良全筆(けんぽんぼくがびゃくえかんのんず )
分類
【指定文化財】国指定重要文化財 美術工芸品(絵画) (管理番号31001)
所有者
妙興寺
員数
1 幅
指定年月日
昭和29年 3 月20日
解説
白衣観音は「菩薩の心は白処に住する」という意味から名づけられたものです。室町時代にもっとも好まれた画のひとつで、修行する禅僧が感情移入できる仏画として親しまれました。謹厳な構図と真正面からの整った顔の描写のすばらしい水墨画の優品です。筆者の良全は墨画の先達として名高い画僧で、賛をよせたのは乾峰士曇(けんぽうすどん)という高僧です。
子ども用かいせつ
南北朝時代(なんぼくちょうじだい)に中国(ちゅうごく)の絵(え)を学(まな)んだ良全(りょうぜん)という人(ひと)によってえがかれた水墨画(すいぼくが)です。たいへん美(うつく)しくやさしい顔(かお)をしています。