一宮市博物館データ検索システム｜森狙仙「藤三猿之図」

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資料名: 森狙仙「藤三猿之図」(ふじにさんさるのず )
分類: 【美術・工芸】日本画(東洋画を含む) 掛物・まくり (管理番号14947)
法量: 本紙縦111.8×横78.5cm、総丈208.0×横63.0cm
作成: 森　狙仙
解説: 森狙仙（1747～1821）は、江戸後期の大阪画壇を代表する画家。名は守象、はじめ祖仙と号し、60歳頃より狙仙と改めた。長兄の森陽信、次兄の森周峰ともに狩野派を学ぶ。狙仙は応挙の影響を受けて写生的な画法に変わり、動物画に特色を持つようになった。特に繊細な描写に擬人化したユーモアを感じさせる猿の絵が名高い。次兄の周峰の子徹山を養子に迎えて後継者とし、徹山門下に一鳳、寛斎が出て森一派を形成した。
子ども用かいせつ: 森狙仙（もりそせん・1747～1821）は、江戸時代終わり頃の大阪の絵画グループを代表する画家です。兄とともに狩野派（かのうは）というグループの技術を学びましたが、次第に円山応挙（まるやま・おうきょ）の影響を受けて写生的な描き方に変わり、動物画、特に繊細な表現と人間的なユーモアを感じさせる猿の絵が有名です。兄周峰（しゅうほう）の子徹山（てつざん）が後継者となり、森一派を形成しました。
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