張月樵「高砂」

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資料名
張月樵「高砂」(たかさご )
分類
【美術・工芸】 日本画(東洋画を含む) 掛物・まくり (管理番号14849)
法量
縦167.3*横87.3cm 総丈縦212.0*横106.5cm
作成
張月樵
解説
この絵は老松・鶴・老人といった長寿のシンボルとすべての生き物の源である太陽を描いた吉祥の作品。張月樵(1772〜1832)は、近江彦根の表具師の子として生まれる。京都に出て僧月僊、松村呉春に教えを受け、山水人物、花鳥獣などを得意とする。名古屋に来てからは桜町霊岳院に寓居し、山田宮常の画才を慕った。また、藩命により城内の杉戸襖等を描き、用人支配となり帯刀を許された。
子ども用かいせつ
この絵は高砂(たかさご)といってたいへんおめでたいテーマです。老松(ろうしょう)と鶴(つる)と老人(ろうじん)はすべて長寿といって長生きのシンボルです。おじいさんとおばあさんが手を合わせて幸せそうに拝(おが)んでいるのがすべての生き物の源(みなもと)である太陽です。絵を描いた張月樵(ちょうげっしょう・1772〜1832)は、近江彦根の表具師(ひょうぐし)の子で、京都で絵を学び、最後は名古屋に住みました。
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