森春濤「聞鵑(七言絶句二行書)」

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資料名
森春濤「聞鵑(七言絶句二行書)」(もんちょう(しちごんぜっくにぎょうしょ) )
分類
【美術・工芸】 書跡 掛物・まくり (管理番号14591)
法量
縦136.0cm*横33.0cm 総丈縦193.0cm*横46.0cm
作成
森春濤
解説
一宮市出身の森春濤(1819-1889)は、幕末・明治期の日本を代表する漢詩人である。この作品は「聞鵑(ほととぎすを聞く)」と題された漢詩七言絶句を作者自ら揮毫したもの。この詩は春濤が心酔していた梁川星巌が激賞したと伝えられ、天保10年(1839)森春濤21歳の時に詠んだものであり、揮毫したのは春濤65歳、明治16年(1883)のことである。
子ども用かいせつ
森春濤(1819-1889)は、一宮出身の日本を代表する漢詩人で、江戸時代後期から明治時代にかけて活躍。明治維新をはさんで日本が激動の時を迎えていた頃のことです。春濤ははじめは眼の医者でしたが、漢詩を作ることに没頭し全てをなげうって詩人としての道を歩みました。この詩は七言絶句と言う形式のもので、ホトトギスの鳴き声を聞いて感じた心を歌ったものです。春濤がまだ21歳の時に作り、65歳になってこの書を書きました。
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