「染付柘榴牡丹椿文大鉢」

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資料名
「染付柘榴牡丹椿文大鉢」(そめつけざくろぼたんつばきもんおおばち )
分類
【美術・工芸】 工芸 陶磁器(陶器・磁器・ガラス・七宝・漆喰など) (管理番号14065)
法量
高14.0cm 口径30.8cm 高台径12.0cm
解説
見込み(中央部分)に柘榴、周りに牡丹と椿を配する。落ち着いた整合性を特徴とした意匠とともに、呉須の色合いも上品で、中国明の製品に近い雰囲気を漂わせている。制作は遅くとも江戸中期を下ることはないと思われる。裏に呉須で「成化年製」と書かれている。
子ども用かいせつ
うつわの真ん中部分に柘榴(ざくろ)、そのまわりに牡丹(ぼたん)と椿(つばき)を描く。落ち着いたデザインとともに、呉須(ごす)の色合(いろあ)いも上品(じょうひん)で、中国の製品に近い雰囲気(ふんいき)をただよわせている。江戸時代の中頃以前に九州の佐賀県で造られた伊万里焼(いまりやき)であろう。