神頭矢

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資料名
神頭矢(じんどうや )
分類
【指定文化財】一宮市指定文化財 民俗文化財(有形民俗) (管理番号31117)
所有者
真清田神社
員数
1手
指定年月日
昭和48年8月7日
解説
全長104cmあり、矢の箆(のう)に「奉納八幡大菩薩御宝殿永正七年(1510)庚午卯月三日信心大施主左分七郎左衛門尉元吉(花押)」の墨書があります。矢は2本とも筈(はず)を欠き、羽もありません。上矧(うわはぎ)と本矧(ほんはぎ)の定のしるしと、根太巻(ねだまき)の痕跡がわずかに残っています。初めは境内末社の白旗八幡社に奉納されたものが、後に本殿に移され現在に至っています。この矢は『真清探桃集』にはじ頭とあるが、現在は神頭矢と称しています。鏑(かぶら)に鏃があるので鏑矢というべきでしょう。欠損がありますが、室町期の矢として現存しているのは珍しいです。
子ども用かいせつ
室町時代(むろまちじだい)に、真清田神社(ますみだじんじゃ)に奉納(ほうのう)された矢(や)です。