- 資料名
- 絹本著色道仏二教諸尊図(けんぽんちゃくしょくどうぶつにきょうしょそんず )
- 分類
- 【指定文化財】国指定重要文化財 美術工芸品(絵画) (管理番号31004)
- 所有者
- 妙興寺
- 員数
- 4 幅
- 指定年月日
- 平成元年 6 月12日
- 解説
- 仏教の諸天王が、道教的な服装の男女神を従えて雲に乗って行進するところを描いています。中国で宋時代から元時代に描かれた、仏教と道教、二つの世界が融合された宗教画です。描かれている尊像が四天王以外判別できないため、江戸時代以来この図は「四天王像」として伝えられてきました。しかし重要文化財の指定の際、より本図の特色を表現した現在の名称となりました。寛永8年(1631)尾張藩兵法指南柳生兵庫助利厳が表装を仕直して、寄進したことが表装の裏書にあります。平成11年に修復されました。
- 子ども用かいせつ
- 中国(ちゅうごく)の元時代(げんじだい)に描(えが)かれた絵(え)です。いろいろな神様(かみさま)や仏様(ほとけさま)が、雲(くも)にのって行進(こうしん)している場面(ばめん)をえがいたものです。