軒先丸瓦

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資料名
軒先丸瓦(のきさきまるがわら )
分類
【指定文化財】一宮市指定文化財 考古資料 (管理番号31085)
所有者
妙興寺
員数
2 枚
指定年月日
昭和39年12月 5 日
解説
昭和10年に開山堂の裏から出土しました。ひとつは単弁八葉蓮華文で、周縁は無文で低くてやや細く、中央の中房には9個の蓮子を浮き出しています。径は17.7cm。いまひとつは単弁十葉蓮華文で、周縁は無文で内傾斜縁、中房はやや小形で7個の蓮子を持ちます。弁間の空隙に楔形を表すのは、高句麗様式といわれる覗花弁の変化した形式です。径は19cm。ともに奈良時代のもので現妙興寺以前に古寺が会あったことが伺われます。
子ども用かいせつ
妙興寺(みょうこうじ)から見(み)つかった瓦(かわら)です。奈良時代(ならじだい)のもので、今(いま)あるお寺(てら)より、もっと昔(むかし)に使われたものです。