水法の芝馬祭

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資料名
水法の芝馬祭(みずのりのしばうままつり )
分類
【指定文化財】愛知県指定文化財 民俗文化財(無形民俗) (管理番号31062)
所有者
水法芝馬祭   保存会
員数
-
指定年月日
昭和59年3月30日
解説
芝馬祭は旧暦8月1日の「八朔」(はっさく)に白山社の境内で行われます。祭り当日は、チガヤを主に、藤蔓、なすび、唐もろこし、ほおずき、唐黍・丸木などで芝馬を組み、それを男児が曳き歩きます。芝馬の大きさは、年により違いはありますが、およそ長さは2.5m、重さ70kg前後です。本体両側にホンチクと称する縄と、人数だけの引き縄をつけます。ワッショイの掛け声で境内を出ると、まず正高寺に寄り、以後各家を回り歩きます。最後には水法川へゆき、芝馬を川へ落として行事は終了します。芝馬の引き綱にとりつくと、子供たちは丈夫になるとも、各戸の災難を馬に託すともいい、祭りがすむといよいよ秋が来るとも伝えています。
子ども用かいせつ
植物(しょくぶつ)で馬(うま)の形(かたち)をつくり、それを男(おとこ)の子(こ)が曳(ひ)き歩(ある)きます。芝馬(しばうま)とよばれるその馬に不幸(ふこう)を持(も)ち去(さ)ってもらいます。