絹本著色仏涅槃図

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資料名
絹本著色仏涅槃図(けんぽんちゃくしょくぶつねはんず )
分類
【指定文化財】国指定重要文化財 美術工芸品(絵画) (管理番号31005)
所有者
妙興寺
員数
1 幅
指定年月日
明治37年 8 月29日
解説
1枚絹に華麗荘厳な極彩色をほどこした大幅です。この世に生きるすべてのものの悲しみのうちに沙羅双樹のもと、釈迦が息を引きとろうとするところを描いています。人物中心の構成で、大振りな描き方がなされています。表装の裏に張りつけた文書によると、この幅は、もとは京都泉涌寺の宝物でしたが、応仁の乱(1467〜77)の折に、同寺が火災にあったときに行方不明となりました。その後長谷川道慶が手に入れ、文明10年(1478)妙興寺に寄付したものです。鎌倉中期頃に描かれた代表作で、色彩も良好な状態を保っています。
子ども用かいせつ
お釈迦様(しゃかさま)がお亡(な)くなりになる場面(ばめん)をかいた絵(え)です。たくさんの人(ひと)が見守(みまも)っています。