「一宮産会所為替締方」丸印

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資料名
「一宮産会所為替締方」丸印(いちのみやさんかいしょかわせしまりかたまるいん )
分類
【歴史】 社会生活・生産・流通に関する資料 84 役場印・組合印 (管理番号1516)
法量
径6.0cm*高さ10.5cm
作成
一宮産物会所
解説
一宮の商品取引所で使用されていた印鑑である。産物会所とは、「国産会所」とも称し、江戸幕府や諸藩が殖産興業政策・国産専売のために設けた機関。尾張藩では、最初天保13年に設立され、白木綿・桟留縞・結城縞などの商品統制をしたが、嘉永6年に一時廃止。慶応2年に復活し、明治2年には東京・横浜・大阪、続いて北方・宮田・一宮・馬寄・竹鼻・津島などに枝会所が設けられ、役員には有力豪農商層が任命された。翌年には廃止。
子ども用かいせつ
一宮の商品取引所(しょうひんとりひきじょ)で使用されていた印鑑(いんかん)である。印鑑の文字は「一宮産会所為替締方」と読める。産物会所(さんぶつかいしょ)とは、「国産会所(こくさんかいしょ)」とも称し、江戸幕府や諸藩が殖産興業政策・国産専売のために設けた機関。一宮には明治2年に設けられたが翌年に廃止された。役員には豪農(ごうのう)や豪商(ごうしょう)(経済力のあった農民や商人)が任命された。
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