一宮御産物会所木製為替札

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資料名
一宮御産物会所木製為替札(いちのみやごさんぶつかいしょもくせいかわせふだ )
分類
【歴史】 社会生活・生産・流通に関する資料 87金融(藩札・通貨・衣料切符・切手・印紙など) (管理番号1484)
作成
一宮産物会所
解説
「産物会所」とは「国産会所」とも称し、江戸幕府や諸藩が殖産興業政策のめに設けた機関。尾張藩では、最初天保13年に設立され、白木綿・桟留縞・結城縞などの商品統制をしたが、嘉永6年に一時廃止。慶応2年に復活し、明治2年には東京・横浜・大阪、続いて北方・宮田・一宮・馬寄・竹鼻・津島などに枝会所が設けられた。一宮御産物会所とは、その枝会所のこと。表には「愛知県」、裏には「一宮産会所為替締方」の押印がある。
子ども用かいせつ
これは為替札(かわせふだ)といってお金の代わりになるもので、50両と書かれている。尾張藩が明治2年に東京・横浜・大阪に産物会所という商品取引所をつくり、続いて北方・宮田・一宮・馬寄・竹鼻・津島などに枝会所(えだかいしょ)という出張所のような所をつくった。「一宮御産物会所」とは、その枝会所(えだかいしょ)のこと。表には「愛知県」、裏には「一宮産会所為替締方」の印が押してある。
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